第5章 刻みⅡ
古材の梁のスミ付けと加工、古材といってもどっしり重く、削れば新ぴん!とにかく古材は味がある。手こずったのが古釘、ぬいたと思っていてもぬけていない、電気カンナの刃がかけまくる、そのたび目立てに出す。
夕日のにあう男
上棟式まで後わずか、タケちゃんの表情がきびしくなる。
刻みは、ほとんどタケちゃんがやってくれ、私はあっちウロウロ、こっちウロウロ、段取りにおわれる。
むずかしい顔して何考えてんねんやろ?
刻みの終わった梁達。上棟式の出番を待つ。
上棟式前、最終チェック。
タケちゃんの道具達(ほんの一部ですよ)仕事が終わればノミを研ぐ。彼の仕事に対する姿勢が伝わってくる。